<過去のトレードフェア>

2002 年11月8日(金)に京都リサーチパークにおいて「バーチャル・カンパニー トレードフェア2002京都」が行われました。今年で2回目になるトレードフェアには、小・中・高等学校、専門学校、大学から51社のバーチャル・カンパニーが出展し、対面販売活動とビジネスプレゼンテーションを行い、その成果の優劣を競い合いました。
このように学年段階を越えて生徒が交流する教育プログラムは他に例がなく、当日は保護者をはじめ、教育関係者、マスコミの方など多数の来場者があり、出展者のプロモーション活動にもより一層力が入っていました。
さて、審査結果はいかに???














小野田 裕一(財団法人京都高度技術研究所 新産業部 総括部長)
 
 当日出展したバーチャル・カンパニーの社員達が自社製品・サービスの営業・販売活動を行いました。会場を回って来場者に「ぜひ我が社のブースに来てください」と声かけながらチラシを配ったり、ブースで実際の商品を見せながら商品説明したり、ネールのペイントサービスを行ったりと、思い思いの方法で自社製品・サービスをアピール。
 10名の審査員はすべての展示ブースを回って商品説明を受け、ステージ上でのビジネスプレゼンを聞く必要があり、昼食もゆっくり取れないほどの忙しさ。
 また、来場者は生徒達のパワーに圧倒されながらも、説明を受けながら電子商取引用ホームページから気に入った商品を仮想のお金を使って購入したり、実物の商品をリアルマネーで購入したり、生徒達の活動に積極的に協力してくださいました。感謝です!
 
 出展企業は、ステージ上でパワーポイントやインターネット、ビデオなどを使いながら、経営理念や商品紹介のプレゼンテーションを行いました。自分達の商品をよりよく知ってもらおうと工夫をこらしたプレゼンテーションが続きました。

 
 10名の審査員が、当日の営業活動、ブース展示、配布資料、プレゼンテーション、電子商取引用ホームページ、販売件数を総合的に評価。

審査員長
小野田 裕一  
(財団法人京都高度技術研究所 新産業部 総括部長)
審査員  大杉 成聖 (びわ湖放送株式会社 情報技術部 制作部 プロデューサー)
石榑 一章 (株式会社オムロンライフサイエンス研究所 代表取締役社長)
西本 好江 (有限会社ジップコーポレーション 代表取締役)
立川 真由美 (株式会社デジタルアクト 取締役)
大宮 正義 (京都リサーチパーク株式会社 企画部長)
近藤 健三 (財団法人京都発明協会京都支部 京都発明協会 常務理事)
壁谷 洋一 (京都市教育委員会 指導部 学校指導課 主席指導主事)
森永 真世 (京都市産業観光局 スーパーテクノシティ推進室 係長)
山村 靖 (高等学校コンソーシアム京都 事務局長)
 高校生以上と指導教員が参加。レストランに場所を移し、違う地域、学校、年齢の生徒・学生がグループを作って、バーチャル・カンパニーをよりよいプログラムにするために自由に話し合う交流の場。最初は戸惑っていた参加者も、進路の相談をしたり、ミーティングが終わる頃には一緒に写真を撮ったりと、親交を深めました。