皆様の格別のご高配を賜り、お蔭様で2006年7月14日に設立三周年記念パーティを開催することができました。多くの方々にご参加いただき、盛況のうちに無事終えることができましたこと御礼申し上げます。

 


<祝辞>

山下晃正様(京都府商工部 次長)

山下様には京都リサーチパークで事業を始めた当初より、起業家教育推進のためにご指導、ご協力をいただいております。

 

<乾杯>

津田純一様(株式会社井筒八ツ橋本舗 代表取締役社長)

津田様には毎年開催するトレードフェアに審査員や賞品提供などでご協力いただき、またセンターの事業内容につきましても、貴重なアドバイスを頂戴しております。
 

<実践報告>
・橋本雅子様(京都教育大学附属京都中学校 副校長)
・長者善高様(京都市立修学院中学校 校長)
・家村愛美様(京都市立伏見工業高等学校卒業生、現大阪市立デザイン研究所1年生)
・内野裕子様(京都市立伏見工業高等学校卒業生、現株式会社ワコール)
・篁将平様(京都市立伏見工業高等学校
 3年生)

            

           


<活動報告:今までを振り返って>

原田 紀久子 (アントレプレナーシップ開発センター 常務理事/事務局長)

  


 「当センターの活動は、平成10年度に京都リサーチパークの事業として始まり、来年で10年を迎え ることとなります。当時、アントレプレナーシップの育成の重要性についてご説明しても、ほとんど の教員の方々が「金銭教育なんて」「社長を育成する教育を学校でする必要ない」「もっと緊急の課題 がある」とおしゃって、予算をとってきて実証導入して”いただく”のがやっとの状況でした。
学校、行政、企業との橋渡しがうまくいかず、数々の失敗を繰り返しながらも、教育の成果が出るのは 10年とやってまいりました。
 それが、フリーターやニートなどの問題がマスコミで頻繁にとりあげられるようになり、就業体験が
広まるなかで、徐々に、アントレプレナーシップの大切さについても理解され始めてきました。
 事業開始からいままで、北海道~九州まで招かれて教員研修を行った地域や、当センター主催の研修会 に参加された行政・民間の方々の尽力もあって、多くの素晴らしい実践が生まれ、各地で地元に根付い た支援体制が構築されつつあります。今後は、これらの組織が横の連携を行い、小手先の起業家ごっこ活動ではなく、本当の意味で、地域の 活性化や社会的課題解決につながるようなアントレプレナーシップ溢れる人材が育つ環境づくりに向け て努力していく段階です。私たち大人全員の次世代に向けた見識や行動能力が試されているということ ですから、皆さんも、当事者として、ぜひ、本活動に参画してください。」
(原田のコメントより、当センターの活動報告とさせていただきました。)

この後、三重県四日市からお越しの、佐治陶器株式会社 代表取締役会長 佐治英三様(写真右)より一言頂戴しました。 佐治陶器様には三重県立四日市商業高等学校のバーチャル・カンパニーの支援企業として京都のトレードフェアにもご参加いただいたところです。
(写真左は、三重県津市教育委員会事務局 教育次長の黒宮 英二様です)