仮想起業経営プログラム「バーチャル・カンパニー」参加校


日経新聞 2004年(平成16年)7月26日

ウェーブ関西 大学が動く
新カリキュラムF−「文理融合」導入相次ぐ

(一部抜粋)

 電子商取引を理解するため、学生がホームページ作成用のグラフィック編集ソフトなどの操作方法を習得するとともに、会社経営の仕組みを学ぶというカリキュラムがある。同志社女子大学(京都府京田辺市)の「eコマース研究」だ。

 授業では学生がチームをつくり、インターネット上に仮想的に会社を設立。事業計画の策定や商品開発など企業活動を体験する。ネット上で流通する仮想のお金を扱うだけだが、実際の企業のように収支決算もまとめるなど本格的だ。


起業に夢膨らむ

 「パソコンは全く苦手だったけど、プログラミングもできるようになりました」と笑うのは2年生の松井美希さん。松井さんのチームは女性用のブレスレット型防犯ブザーの開発に取り組む。仲間の岡崎明日香さんは「IT(情報技術)と経営のわかる人間になって、将来は実際の会社経営をやってみたい」と起業への夢を膨らませている。

 講座を受け持つ学芸学部の関口英里助教授は「最近の学生は自分が文系か理系かという意識は希薄。分野にこだわらないどん欲な知的好奇心を持っている」と話す。夏休み明けには各チームが現実に模擬出店をするなどして、本格的なビジネスを体験する予定だ。