京都新聞 2005年(平成17年)10月7日

ネット上に仮想の会社設立
大江高、起業家教育で




 生徒がインターネット上に仮想の会社を立ち上げ、商品の企画や売買に取り組む「バーチャルカンパニー」の設立総会が7日、大江高であった。鬼や和紙など町の特徴をいかしたり、若者の視点に立った商品を生徒が次々と紹介した。

 起業家教育の普及に取り組むNPO法人(特定非営利活動法人)「アントレプレナーシップ開発センター」(京都市下京区)が主管する事業。仮想会社が集まり、商品の広報活動や取引をして、企画力やコミュニケーション能力を高める。全国で18校41社が参加しており、大江高ではソフト経済科の3年60人が、4つの会社を設立。この日は画用紙やスクリーンを使って、経営理念や商品を発表した。

 「株式会社鬼(き)ター!!」は、浄水器「鬼の目にも涙」や小型ゲームの「おにっち」などを紹介。社長の田邉桂大君(17)は「インパクトのある名前にし、いろいろな商品を考えた。多くの人に見てもらいたい」と期待する。最後に生徒は、支援企業として訪れた町商工会の担当者から助言を受け、企業運営に役立てようと熱心に聞いていた。