仮想企業経営プログラム「バーチャル・カンパニー」


上毛新聞 2005年(平成17年)11月18日

前橋国際大が最優秀賞
バーチャル・カンパニー全国大会 専門学校・大学の部



 小学校から大学までの児童・生徒・学生による仮想企業経営プログラム「バーチャル・カンパニー」が全国から集まる「トレードフェア2005京都」の専門学校・大学の部で、共愛学園前橋国際大(前橋市小屋原町)の「繭美蚕(まゆみさん)」が最優秀賞に輝いた。

 バーチャル・カンパニーは起業家精神にあふれた人材育成を目的にNPO法人アントレプレナーシップ開発センター(石島辰太郎理事長)が2000年に開発した教育プログラム。児童、生徒、学生はネットの中で仮想の企業経営と商取引を経験する。

 専門学校・大学の部は28社が参加。同大からは6社が参加し、「繭美蚕」のほか3社が同部で優秀賞、総合部門でがんばったで賞、京都新聞社賞を受賞、好成績を収めた。

  最優秀となった「繭美蚕」は同大3年の森祐輔さん(21)ら四人で組織。今年6月にプログラムを立ち上げ、門倉メリヤス(同市日吉町、門倉重行社長)を支援企業に情報収集や商品開発に取り組んだ。

  商品には、県と同社が共同開発した太い繭糸が特徴の蚕品種「蚕太」を使い、コースター「絹の花」や「絹の葉」、繭玉の中に香り玉を詰めたストラップ「繭香」を開発した。本県特産の絹を生かした商品にこだわった。

  「繭美蚕」をサポートした同大の兼本雅章助教授は「フェアだけで終わらせず、商品化に向けても頑張りたい」と話し、メンバーで同大3年の青木絢さん(20)は「今後はどう売るかを考えたい」と意気込む。

  「繭美蚕」の事業についてはhttp://www.kyoai.ac.jp/vc/vc2005/mayu/index.html で見ることができる。