京都新聞 2005年(平成17年)3月4日

校舎内で店巡りや手作りゲーム
西京区の福西小で体験学習




 児童が仮想の店や銀行を営み、学校を一つの町に見立てる体験学習「キッズタウン福西」が4日、京都市西京区の福西小で開かれた。児童はキッズタウンで使える通貨を手にし、校舎内の店を巡り、手作りゲームで遊んだり、授業で考案した新商品の人気投票をしたりして楽しんでいた。

 福西小では、コミュニケーションの力を育てるため、5・6年生が自分で考案した商品の魅力を人前でアピールする起業家体験学習に組んでいる。今回、取り組みを全校に広げようとキッズタウンを開いた。

 キッズタウン開始のベルが鳴ると、一室にもうけられた銀行には通貨「キッズ」を給料として受け取る児童の長い行列ができた。区役所で納税した後、児童は思い思いに各店に駆けていった。店の受付で料金を払い、クイズ大会やカレーライスをテーマに開発した品評会などに参加していた。

 6年生の島田祐太郎君(12)は「自分たちの考えた商品の魅力を、上手に伝えるのに苦労した」と話していた。