『Global Enterprise Challenge 2006』


京都新聞 2006年(平成18年)6月22日

伏工チーム ネットで知恵競う
科学技術の国際大会


  青少年が起業家精神を磨きながら科学技術の知識などを競う国際大会「Global Enterprise Challenge」がこのほど開かれ、京都市伏見工業高校産業デザイン科のチームがインターネットを通じて出場した。米国航空宇宙局(NASA)が提示した課題を24時間以内に解決するため、3年生7人が知恵を出し合った。同大会は英国のスコットランドの行政機関「キャリア・スコットランド」が18歳以下を対象に開催し、15カ国の代表チームが直接参加やインターネット経由で出場。
 
 同科のチームは今月3日にNPO法人アントレプレナーシップ開発センターが初めて行った国内予選で優勝した。

 19日午後7時に発表された課題は「温室ガスを減らし、かつ、今後10年で経済も活性化するあなたのまちの事業計画書を用意せよ」。同チームは学校に泊まり込み、プランづくりやプレゼンテーションの準備に専念。助言役の民間企業の社長にアドバイスを得ながら、涼しい町屋を増やしてエアコン使用を減らし、観光の活性化も図るプランを考案した。
 
 生徒達は、20日未明まで議論を重ね、やや寝不足気味。プランやプレゼンテーションの英語訳や発音にも苦労したが、期限内に無事提出すると、生徒を見守る教諭や関係者も歓声を上げた。メンバーの篁将平さん(17)は「7人全員がすべての力を出し切った」と振り返り、同科の足立善彦教諭(52)は「大会を通じ、生徒はチームワークと起業を経験できたはず」と話していた。



            
        ※写真は当センターが撮影したものです。