仮想企業経営プログラム「バーチャルカンパニー」使用


朝日新聞 朝刊 2001年(平成13年)10月23日

バーチャルカンパニーで電子商取引
KRPがプログラム開発
学生ら企業ノウハウ勉強
京都市内の児童ら来月消費者役で特別参加


 全国の高校や専門学校、大学の生徒が、インターネット上に「バーチャルカンパニー」(仮想企業)を設立、地元企業の協力で開発した「商品」をネット上で「売買」して電子商取引を疑似体験するオンライン教育プログラムに取り組んでいる。11月には、このプログラムに小中学生らが「消費者」として参加、電子商取引を体験する。

 プログラムは、起業家精神あふれる人材育成のため、下京区の京都リサーチパーク(KRP)などが開発した。現在、西京商業高校(中京区)をはじめ全国十数校が参加しており、事業計画から商品開発や販売促進までネット上での取引を通じて起業や企業経営のノウハウを学んでいる。

 このプログラムに、11月1日から同月17日を「取引週間」として小中学生らに「消費者」役などとして特別参加してもらうことになった。京都市内を中心にした7小学校、12中学校のほか、11高校が参加する予定。参加者はHPを閲覧し、擬似的に商品を購入、経済の仕組みや電子商取引の便利さのほか、危険性についても学ぶ予定で、期間中は総勢1千人以上が参加する「地域連携共同学習」になるという。