仮想企業経営プログラム「バーチャルカンパニー」使用


毎日新聞 朝刊 2001年(平成13年)10月18日

四日市商高 授業で「起業家」挑戦
インターネット駆使して商取引


 インターネットを使って、「仮想商取引」を行う「バーチャル・カンパニー」の授業が16日、四日市市尾平町の県立四日市商業高校で行われた。授業を受けた3年生の生徒たちは、パソコンとにらめっこしながら、”会社”が売り出している商品をチェックして、商品の流通のしくみや開発のアイデアなどを学んだ。

 同校では生徒たちが「起業家」を目指して、今年4月から地方の万古焼業者の佐治陶器(佐治英三社長)へ出向き、土鍋の型作りや絵付け作業を学んできた。6月には万古焼きの英語版チラシを作成してオーストラリアなどにメールを送り、9月からはホームページを立ち上げて世界各国と、きゅうすや土鍋ねその電子商取引を始めた。既に中国から「注文」が入っているという。

 この日の授業では、国内の”企業”にアクセス。鍋料理が恋しくなるシーズンとあって、カキを注文したり、防災用品の缶詰を購入した。この後、万古焼商品の特徴をさらにアピールするため、ホームページのグレードアップに取り組んだ。

 加藤彩さん(17)は「いろんな商品が手を取るように分かり便利。私も起業家になれるかしら」と真剣そのもの。