起業家精神育成教材「夢ナビゲーション」使用


京都新聞 朝刊 2002年(平成14年)11月27日

府立商生徒 起業家にビジネスプラン提案
廃校利用しノスタルジーパーク
会社や大学にガチャポンを設置



 京都府立商業高等学校の生徒たちが考えた新しいビジネス計画を、起業家に報告する発表会が26日、京都市下京区の京都リサーチパークであった。廃校を利用したノスタルジーテーマパークやデザートの宅配サービス、病院内の園芸店など、多彩なアイデアが出され、関心を集めた。

 校内で発表するだけでなく、起業家から意見を聞くことで、より実践できる力を身につけようと、同高が取り組んだ。リサーチパーク内にある企業の社長ら3人を前に、流通経済科の3年生が8グループに分かれ、サービスや資金計画などを報告した。

 学校給食をメニューに入れたレストランなどが入るテーマパークを提案した生徒は「駄菓子屋や古風ゲームセンターなど、7年計画で拡大し、完成させたい」とアピールした。デザートの移動販売を考えた生徒は「国内外のお菓子を詰めたガチャポンも、会社や大学に設置したい」と話した。

 発表後、起業家からは「商品が売れ残った場合は」「損益計算に無理がある」「ネーミングが寂しい」など、厳しい質問や意見も出た。生徒は真剣な表情で聞き入り、「面白いアイデアをどこまで突き止めていけるかがカギ」などとのアドバイスも受けていた。