仮想企業経営プログラム「バーチャル・カンパニー」使用


日本経済新聞 2003年(平成15年)5月14日

ネット上に仮想菓子店 起業と経営体験
神商議が来月創業塾


 バーチャル・カンパニー(仮想起業)での経営体験などを盛り込んだ、神戸商工会議所の「KCCI創業塾」が6月、神戸・ポートアイランドのホテルゴーフル神戸などで始まる。起業の基礎知識やノウハウを伝授するほか、受講生が、仮想空間でネット販売に取り組むなど実践的な内容となっている。

 創業後間もない経営者や起業を考える人らが、専門家から実務知識を学ぶ企画で5回目。今年3月末までに計281人が卒業し、近く開業する人も含めると、同塾を巣立った経営者は62人に上る。

 6月7日から7月12日の毎週土曜日(計6回)で、今回の特徴は、起業教育プログラムに基づいた経営体験。ネット上の仮想空間に「洋菓子」をテーマにしたバーチャル・カンパニーを“創業”し、ネット販売の挑む。マーケティングやビジネスプランの作成方法、税務申告などの講義も従来どおりある。

 西村順二・甲南大学経営学部教授をはじめ、弁護士や弁理士、中小企業診断士、社会保険労務士らが講師に当たる。開講日には、洋菓子の「ツマガリ」(西宮市)の津曲孝社長が記念講演。最終日には先輩企業家らのパネル討議がある。