入賞者のコメント


トレードフェア2021年度の入賞者
西村 香帆さん(名古屋市立大学経済学部4年生/nico nicoチーム)

参加者のコメント (この事業で学びになったこと)

-世の中には、解決すべき課題が沢山あり、小さなことからでも始めることでたくさんの人の助けになるということを学んだ。発表の準備や他の方の発表を聞き、新しい発見や刺激をもらえたことが楽しい思い出になった。
-1番楽しかったことは、お客様との対面販売です。学外活動をあまり行ったことがなかったので、色々な人と関わることができてとても貴重な学びを得ることが出来ました。中でも、お客様に向けて商品の説明や活動の目的を話す時に相手が真剣に聞いてくれたり、商品を購入してくれる方がいるととても嬉しく、楽しく感じました。
-他に出店してる会社と交流する機会があったり、経営者の方々から現実的なお話が聞けたり、自分たちに足りない部分が見えたりとまだまだ修正できることがあり新しい学びを得られる場所に参加できたことです。
-本当にいろんなことを学ばせていただきました。特にブースで直接アドバイスを頂けたことが今後の活動のためになりました。さらにオリエンテーションで関わらなかった方と一緒に考え、一緒に楽しむことができたのでとても楽しかったです。また私は人見知りで最初は誰にも声をかけることができず、自分の商品をアピールすることができませんでした。そのため自分のブースの前に人が集まることがなく、劣等感を感じました。しかし自分の商品を伝えたい、広めたいという想いが強くなり、声をかけることができました。その一歩があったおかげで、その後も声をかけ続けることができました。トレードフェアに参加したことで自分の成長にもつながりました。
-トレードフェアという1つの通過点に向かって、質の高い事業案を構成するのが楽しかったです。多くの人に自分たちの事業を魅力的に伝えるために工夫することの大切さを学びました。
-さまざまな準備や会議、ブースづくりなどをする中でチーム内で不満が生まれたり思うように事が進まない時もありましたが、当日には完成して、接客でお客さんに良い反応をいただけた時が一番嬉しかったです。
-お客様に私たちの活動内容をブースで説明したことです。「面白い活動ですね」「こうすればもっと良かったと思います」などのご意見をいただき、大きな学びになりました。
-色んな世代の方に触れ合えたことが楽しかったです。他の学校の活動を見ることができたことが学びになった。
-自分と同じような活動をしている人たちに発表を聞くことができたとが一番大きかったです。
-お客さんからもらった良くしていくためのアドバイスや、他の出展者の人達が実際に商品についてのカードを作って見せたりしていたところを自分達のグループにも生かしたい。自分達が作った商品を説明したり、他の出展者がやっていることの説明を聞くのが楽しかった。自分達の都道府県の特色を生かしてやっているグループがとてもよかったので、そういうところにも着目してみたい。
-他校のチームが自分たちとは大きく異なる事業や徹底した発表や準備に対する熱意を感じ、独創性や広い視野を持つことの重要さを実感した。
-ミニワークショップが楽しかったです。他の大学生と意見を出し合うことで、より新たな発想を導くことができました。また、他のチームの活動を目の当たりにして自分達の改善点を見つけ出すことができました。
-トレードフェアに向けてチームで新しいことにチャレンジすることがとても楽しく、学びになりました。また実際に社会で起きている問題について理解できたことも非常に学びに繋がりました。

2023年度の振り返り

前述の出展者のコメントを見て頂いたらわかるように、本事業の特徴は、学校内だけの取り組みでとどまらず、他校の実践から学び交流し、第三者の評価を受ける機会があるということです。
トレードフェア終了後の参加者アンケートでも、トレードフェアに参加することで「学ぶことがあった」との回答が97%(「大変学ぶことがあり役立つ活動だった」(73%)または「学ぶことがあり役立つ活動だった」(24%))と、高い満足度を示しています。
役立った活動としては、「トレードフェアに出展するための様々な準備」(73%)「他の学校の取り組みを直接見たこと」(69%)「お客さんや審査員から意見が聞けたこと」(67%)「新しい事業を考え形にして発表するまでのプロセスが体験できたこと」(60%)などが高い順位で選ばれています。自ら課題を発見し、解決するための事業を提案し、仲間と協力しながら実現にむけて様々な活動をし、その成果を第三者に説明する事前準備が役立っているようです。
また、このような活動を通して、約70%の参加者が「他の人と一緒に協力して働く力」が伸びた、「アイデアを形にする力」がついたと回答し、次いで、「新しい事業をつくりだす(会社を立ち上げて商品をお客さんに届ける)過程についての理解」(65%)「新しいことにチャレンジする気持ち」(約60%)が増えたと回答しています。他校の出展者と一緒に、商品開発に挑戦するミニワークショップについても、様々な年代の人達と意見を交わすことで、新たな発想を導くことができ、何より互いに交流できたことが楽しかったと述べています。
起業についての興味関心についての質問に対しても、殆どの参加者が以前より起業家を尊敬するようになり、「自分で会社を始めることに興味を持ち、ぜひ自分もいつかチャレンジしてみたい」(27%)「将来機会があれば自分でやっても良い」(33%) と参加者の半分以上が起業への積極的な姿勢を養うきっかけになっています。
主催者としては、学校内の閉じた学習ではなく、学習者たちが地域の人を巻き込んで実際に提案事業を形にし、開かれた場所での実践発表や他校との交流を行う機会が、より良い学習成果を生んでいると考えています。

過去のトレードフェア



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