バーチャル・カンパニー(VC)とは、実存の企業であるビジネス・パートナー(支援企業)の支援のもと、販売する商品を決め、広報ツールを作成し、他の参加校と売買活動を行いながら、企業運営や電子商取引を体験する、国際ビジネスのシミュレーションプログラムです。
バーチャル・カンパニーを設立した学校は、JNVC(ジャパン・ネットワーク・オブ・バーチャル・カンパニー:Japan Network of Virtual Companiesの略)に所属し、共通の教育理念のもとに設立された世界規模のネットワーク(本部:ドイツ、エッセン)に参加している海外の約5,000のメンバーと、商取引を通じて交流を行っています。
バーチャル・カンパニーでは、参加者は企業の社員としての役割を担い、実際の企業運営で必要とされるマーケティング調査、宣伝、商品の売買、給与の支払、納税、収支決算などの様々な業務を行います。そして、事業計画書を作成し、これをもとに業務の進捗状況を監視します。また、参加者は、会社から得た給与の範囲内で、消費者として、他のバーチャル・カンパニーから商品を購入します。
この教育プログラムは、参加者の企業経営知識やビジネススキルを向上させるだけでなく、主体的な教育活動を支援し、国際化、情報化社会に対応する起業家精神あふれた人材を育成することを目的としています。
習得知識・技能
VCの利点
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