トレードフェア終了後の出展者のアンケートから、97%の人が「学ぶことがあり役立つ活動だった」と考え、出展するための事前準備(74%)から多くを学び、約93%の人がこのような活動が「将来の自分の職業を考えるうえで役立つ」「仕事を通じて社会に貢献する能力を培うのに役立つ」と考えていることがわかります。
また、99%の人が「以前よりは会社経営に興味を持ち、会社を経営する人を尊敬するようになった」と回答し、6割近い人が将来起業することに興味を持っています。
今後、このような活動を繰りかえすことで起業へのハードルが低くなり、どのような職業に就いたとしても、新たな挑戦をする人やそういう人を応援する人が増えてくることが期待されます。
一方で、事業の運営においては、出展者が最適な環境で成果発表を行えるよう、今回問題となった出展ブースの分散や立地的な寒さなど、会場選定の問題や今後より多くの学校に参加いただくための工夫も含め、次年度の開催に向けて検討すべき課題があります。
2015年度参加者アンケートより
《出展者アンケート》 有効回答数 257名(小学生128名、中学生15名、大学生114名)
●トレードフェアに参加された感想
1)大変学ぶことがあり役立つ活動だった。 109人 42%
2)学ぶことがあり役立つ行動だった。 141人 55%
3)あまり学ぶことがなく役立たない活動だった。 4人 2%
4)まったく学ぶことがなく役立たない活動だった。 0人 0%
5)その他 3人 1%
●学ぶことがあったと思う具体的な活動(複数回答可)
1)トレードフェアに出展するための準備学習 190人 74%
2)当日のステージでの発表 52人 20%
3)ブースで実際に商品を販売できたこと 105人 41%
4)商品を売ることで利益が得られる体験ができたこと 69人 27%
5)お客さんや審査員から意見が聞けたこと 94人 37%
6)他の学校の取り組みを見れたこと。 110人 43%
7)その他 9人 4%
●トレードフェアに出展するために行った学習(複数回答可)
1)商品を作って売ることの目的や意義について考える 166人 65%
2)お客さんに喜んでもらうために必要な工夫 204人 79%
3)専門家の方から意見をく 93人 36%
4)地元の企業の人などに協力してもらって商品開発をする 71人 28%
5)ホームページ(Youth Enterprise)で自分たちの活動を発信する 88人 34%
6)他のチームの活動をホームページ(Youth Enterprise)で見て参考にする 41人 16%
7)その他 61人 24%
●このような活動は、将来自分の職業を考える上で役立つと思いますか。
1)はい 236人 93%
2)いいえ 16人 6%
3)その他 1人 0%
●このような活動は、将来自分で新しい会社(仕事)をつくりだすのに役立つと思いますか。
1)はい 241人 95%
2)いいえ 12人 5%
3)その他 0人 0%
●このような活動は、仕事を通じて社会に貢献(こうけん)する力をつけるのに役立つと思いますか。
1)はい 239人 94%
2)いいえ 12人 5%
3)その他 3人 1%
3. トレードフェアに出展するために行った活動で、一番役立ったと思うことは何でしたか。
<大学生>
●自分たちがブースを出すことの意義を考え、私たちができることを考え、戦略を考え、工夫した準備期間がもっとも勉強になりました。
●自分たちのビジネスプランをうまく伝えるための説明の工夫。
●地元のために自分自身に出来ることは何かということについてよく考えることができたこと。地元の現状と真剣に向き合い、今なにが必要なのか、自分になにができるのかを分析することの大切さを学んだ。
●今までにない新しい企業を立ちあげるためメンバーの中で何度も話し合い試行錯誤することで、創造力や計画性が磨かれたと思います。これは今後の就職活動にも役立っていくのではと思っています。
●トレードフェアにむけて準備するうえでのビジネスマナーを身につけられた。
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<小学生・中学生>
●みんな、グループの人たちと、協力して、砂などを集めたことや色々な人の(工夫など)意見みたいなのことを、教えてもらったことが役立ちました。
●お客様のために(販売するために)どのようなことをすべきか考え,工夫したことがよかった。
●他のブースを見て,いろいろなアイデアを見ることができた。
●呼びかけをどのようにするか考えたこと。
●他の会場で事前に販売練習ができたこと。
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4. トレードフェアに出展して一番楽しかったことは何でしたか。
<大学生>
●自分達の取り組みを知っていただけたこと。
●お客様と会話して商品の良さを伝えられて購入していただくことができたこと。他者の販売企業とお話をさせていただいて、大変な点や商品開発におけることを話す機会があり、とても参考になった。
●同じく出店していた学生たちに私達の活動を紹介したこと。
●いつもは聞けない一般の人の意見を聞くことができたこと。ほかのグループを見ることで興味が広がった。
●みんなで一つの目標に向かって、毎日集まって活動したこと。
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<小学生・中学生>
●たくさんのブースがあり,いろいろな会社を見ることができたこと。
●他の会社の人と情報交換すること。
●他のブースの体験ができたこと。
●お客様に商品の説明をしたこと。
●お客さんがきて,買ってくれたとき。
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5. トレードフェアに出展して一番大変だったこと・苦労したことは何でしたか。
<大学生>
●商品開発にあたり、協力企業とアポイントをとり、商品についての意見を交換し、作ってもらうことが一番大変でした。
●どうやって商品の魅力を語り、消費者の購買意欲を掻き立てるか。
●どのようにしたら売れるのか。私達の活動に関心のない人たちにどのようにして興味を持ってもらうかを考え、実行すること。
●どのようにしたら興味をもってもらうかを考えたりしたこと。
●提携企業様と商品を開発していく中で、出来上がった商品のイメージが違うことがあり、相手企業様と連携を取るのが大変だと思いました。
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<小学生・中学生>
●ほかのブースに質問をしたり,質問されたときにこたえること。
●ステージでの発表が緊張しました。
●お客様への言葉遣いが難しく,変な日本語になってしまった。
●お客様をどうやってひきとめるか,苦労した。
●会社や商品についてわかりやすく説明したこと。
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主 催
協 賛
有限会社アミークス、株式会社エスユーエス、
株式会社エフタイム、
京都信用金庫、京都中央信用金庫、
株式会社島津製作所、株式会社大貴
広告協賛
商品協賛
株式会社井筒八ツ橋本舗、異能工房(コワーキングスペース)、
オムロンヘルスケア株式会社
株式会社如月社(京都シネマ)、よーじやグループ
後 援
経済産業省、厚生労働省、文部科学省、京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、京都府立高等学校PTA連合会、 京都市PTA連絡協議会、京都府私立中学高等学校保護者会連合会、京都府私立中学高等学校連合会、全国高等学校進路指導協議会、全国中学校進路指導・キャリア教育連絡協議会、日本社会科教育学会、一般社団法人日本教育情報化振興会、公益財団法人全国商業高等学校協会、日本キャリア教育学会、特定非営利活動法人日本シミュレーション&ゲーミング学会、公益財団法人京都産業21、京都中小企業家同友会、青少年と科学の会(公益社団法人京都工業会、一般社団法人京都経済同友会、一般社団法人京都発明協会)
ボランティアスタッフ
一本 京佑、太田 孝志、黒川 莉奈、古賀 篤、小森 茉耶、重村 瑞穂、田辺 直子、釣巻 洋子、手島 昭、那須 達也、福田 貴子、藤原 未来、松森 藍子、三野 龍生、宮脇 裕、宿利原 拓也、山口 裕子
事務局
特定非営利動法人アントレプレナーシップ開発センター
所在地:〒604-0866 京都市中京区両替町丸太町南入西方寺町160-2 船越メディカルビル3階
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