トレードフェア終了後の出展者のアンケートでは、参加者の99%が「大変学ぶことがあり役立つ活動だった」(60%)または「学ぶことがあり役立つ活動だった」(39%)と回答しており、満足行く体験になっていることが伺えました。また、役立ったと活動としては、「トレードフェアの事前準備」(93%)の次に、「ブースで実際に商品を販売したこと」(67%)「新しい商品(ビジネス)を考え、形にするための活動ができたこと」(66%)があがっています。一方で楽しかったこととしては、自由記述のコメントから「商品の販売」とともに「他校との交流(ミニワークショップ)」が多く、参加生徒達が自分達のアイデアを形にしてトレードフェアで販売・発表し、他校の生徒との交流や審査員や一般の顧客から意見を得られたことが良い思い出となったようです。 そして、95%の回答者が「このような活動は、仕事を通じて社会に貢献する力をつけるのに役立つと思う」、98%が「このような活動は将来の仕事を考える上で役立つ」と、大変高い評価をしています。また、全員の参加者が以前より起業家を尊敬するようになり、そのうちの27%の生徒が「自分で会社を始めることに興味を持ち、ぜひ自分もいつかチャレンジしてみたいと思う」と回答し、32%が「以前より会社経営に興味を持ったので、将来機会があれば自分でやっても良いなと思う」 としており、6割近い参加者が、将来の職業選択に「自ら起業すること」を加える良い機会になったと言えます。
2018年度参加者アンケートより
《出展者アンケート》 有効回答数 136名(小学生39名、中学生18名、大学生79名)
●トレードフェアに出展した感想で、最も近いもの。
1)大変学ぶことがあり役立つ活動だった。 81人 60%
2)学ぶことがあり役立つ行動だった。 53人 39%
3)あまり学ぶことがなく役立たない活動だった。 1人 1%
4)まったく学ぶことがなく役立たない活動だった。 0人 0%
5)その他:接客がうまくできるようになった。 1人 1%●トレードフェアに出展するために行った学習活動(複数回答可)
1)商品を作って売ることの目的や意義について考える 92人 68%
2)人に喜んでもらうために、どのような商品を提供したらよいかを考える 107人 79%
3)対象になるお客さんから意見を聞いて、商品に活かす 37人 27%
4)専門家の方から意見を聞いて、アドバイスを商品づくりに活かす 55人 40%
5)地元の企業の人などに協力してもらって商品開発をする 59人 43%
6)ホームページ(Youth Enterprise)で自分たちの活動を発信する 87人 64%
7)他のチームの活動をホームページ(Youth Enterprise)で見て参考にする 67人 49%
8)実際の販売に向けて、商品の品質のチェックや価格設定の検討を行う 63人 46%
9)出展に向けて、事業紹介のポスターや商品紹介のポップづくりをする 99人 73%
10)出展に向けて、接客練習をする 62人 46%
11)その他:(プレゼンで人に伝える難しさ、パンフレット作成、地域の人と協力した) 4人 3%●役立ったと思う活動。(複数回答可)
1)新しい商品(ビジネス)を考え、形にするための活動ができたこと 89人 65%
2)商品開発するために地域の人や企業の方などに協力をしてもらったこと 73人 54%
3)トレードフェアに出展するための様々な準備 93人 68%
4)ステージで発表したこと 34人 25%
5)ブースで実際に商品を販売したこと 91人 67%
6)他の学校の取り組みを直接見られたこと 87人 64%
7)お客さんや審査員から意見が聞けたこと 65人 48%
8)他の学校の人たちとチームを組んで商品アイデアを考えたこと(ミニワークショップ)
*有効回答数117 54人 46%
9)審査という第三者評価が得られる機会があったこと 58人 43%
10)キッズベンチャータウンでの出展の取り組みを見たこと 10人 7%
11)その他 0人 0%
●このような活動を通して、伸びたと思う知識や力を選んでください(複数可)
1)職業(働くこと)についての理解 84人 62%
2)地域の産業についての理解 53人 39%
3)会社の仕組みや商品が店にでるまでのプロセスについての理解 65人 48%
4)アイデアを形にする力 97人 71%
5)伝えたいことをまとめて発表したり、他人に説明する力 83人 61%
6)HPやSNSなどを活用するなどして、活動を発信していく力 52人 38%
7)他の人と一緒に協力して働く力 94人 69%
8)人をまとめ、行動していくリーダーシップ 37人 27%
9)新しいことにチャレンジする気持ち 79人 58%
10)課題や問題が発生したときに、解決していく力 73人 54%
11)収支計画のたて方(収益をどのように確保するか)とコスト意識 33人 24%
12)その他 0人 0%
●このような活動は、将来自分の職業を考える上で役立つと思いますか。
1)はい 133人 98%
2)いいえ 2人 2%
3)その他 1人 1%
●このような活動は、仕事を通じて社会に貢献(こうけん)する力をつけるのに役立つと思いますか。
1)はい 129人 95%
2)いいえ 6人 4%
3)その他 1人 1%
トレードフェアに出展して一番楽しかったことは何でしたか。<一部抜粋>
● 他大学の発表を見てたくさん刺激を受けられた。
● 多くの年代の人に接客ができ、弊社の開発した商品について興味をもってもらえたこと。
● 資料の作成
● 商品を食べてみたいとお客様に言っていただけたこと。
● 手作り体験という形で接客をしたため、お客様と直接お話するのが楽しかったです。
● 自分たちの考えた商品をトレードフェアでは実際に販売はできなかったけど商品という形にできたこと。
● 他社の学生と交流をすることで自社だけでの意見でなく様々な角度から取り組みや成果を見直すことができたことが非常に嬉しかったです。
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トレードフェアに出展して一番大変だったこと・苦労したことは何でしたか。<一部抜粋>
● 呼び込みの際に工夫して呼び出さないとお客様はお話を聞いてくれないため、そういった工夫が大変だった。
● ポップやブースの作成をして、実際に作ったものをお客様に説明すること。
● 自分の会社の活動目的を説明する。
● プレゼンの作成、練習。
● 商品を開発する過程。
● 出展するまでにプレゼンやブースなどの練習を夜遅くまで頑張ったこと。
● 理由付けや何を一番主張しなければならないこと。
● いかに自分たちの活動を簡潔にわかりやすく伝えるか。
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主 催
協 賛
株式会社無有、
株式会社エスユーエス、
株式会社エフタイム、
京都信用金庫、
株式会社島津製作所、
株式会社SCREENホールディングス、
株式会社ヘルプ、
株式会社山田製油
広告協賛
商品協賛
株式会社井筒八ッ橋本舗
、
異能工房(コワーキングスペース)、
オムロンヘルスケア株式会社、
株式会社如月社(京都シネマ)、よーじやグループ
後 援
経済産業省、厚生労働省、文部科学省、京都府、京都市、京都府教育委員会、京都市教育委員会、一般社団法人京都経済同友会、公益社団法人京都工業会、公益財団法人京都産業21、京都中小企業家同友会、一般社団法人京都発明協会、青少年と科学の会、京都府立高等学校PTA連合会、 京都市PTA連絡協議会、京都府私立中学高等学校保護者会連合会、京都府私立中学高等学校連合会、全国中学校進路指導・キャリア教育連絡協議会、公益財団法人日本進路指導協会、公益財団法人全国商業高等学校協会、日本キャリア教育学会、一般社団法人日本教育情報化振興会、日本社会科教育学会、特定非営利活動法人日本シミュレーション&ゲーミング学会
ボランティアスタッフ
赤松 侑、井上 莉緒、梅原 漱大、大崎 晴加、太田 孝志、大地 南菜、黒澤 敏郎、小林 章一、下村 委津子、曽根 倖輔、 高橋 佳花、田中 絵里加、田辺 直子、福田 貴子、藤原 未来、宮脇 裕、星野 寛、山口 裕子、吉田 葉月、米田 果恵
事務局
特定非営利動法人アントレプレナーシップ開発センター
所在地:〒604-0866 京都市中京区両替町通丸太町南入西方寺町160-2 船越メディカルビル3階
TEL:075-468-8907/FAX:075-468-8908
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