今年は、新型コロナウィルスの感染予防のため、ソーシャルディスタンスをとって少人数で活動する必要があり、昨年までのようにみんなで話し合って「一緒の意見だね!」「うん!一緒に起業しよう!」というチーム作業ではなく、一人で一社を設立する形になりました。
最初のうちは、自分で一生懸命考えた案が、すでに世の中に商品として存在していることがわかってがっかりしたり、なかなか良い案が思いつかなくて苦労しました。しかし、講師の方々からアドバイスを受けるなどして力を借りながら、自分の会社の案を考えていきました。考えが固まって試作品作りに入ると、集中のスイッチが入って、話をすることも忘れて取り組みました。休憩時間には、みんなで笑顔で話をしました。みんなユーモアのある個性的で積極的なたのもしい仲間でした。
発表の日には、私のプレゼンテーションを聞いたお客様から「明日にでも商品化して欲しい商品ですね!」などの声をいただき、とてもうれしかったです。
キッズベンチャータウンに参加したことで私の中で色々な変化がありました。何かアイデアを思いついたときに、「これは世の中が求めていることだろうか?商品になったら売れるだろうか?」と考えるようになりました。そして、キッズベンチャータウンの活動を通じて視野が広がったので、私の将来の夢も広がりました。起業家になるということも私の夢の一つになりました。キッズベンチャータウンで勉強したことをいかして、社会に出た時に役に立つ人間になりたいと思います。
私は多くのメンバーの中で、代表として活動したことから、とても貴重な経験をさせていただきました。その経験を通して学んだことや活動の中で良かったところを紹介します。
まず、学んだことは、主に3つあります。1つ目は、積極的に自分の考えを発表することです。仲間と会社を立ち上げていくために、それぞれが意見を発表して会社をよりよくすることを学びました。次に2つ目は、リーダーシップです。仲間から聞いた意見をまとめることでリーダーシップを発揮できていました。最後に3つ目は、仲間と協力し、支え合うことです。初めて会ったメンバーとも、一緒に活動していくうちに絆が深まっていき、お互いに支え合うことができました。
次に、活動の中で良かったところは、主に2つあります。1つ目は、全員切り替えがすばやかったところです。講義の時は、真剣でしたが、会社の飾り付けや、意見交流の時は、「全力で楽しむ」というところが素晴らしかったです。2つ目は、先生方が私たちを、大人としてみてくださっているところでした。会社のことについて、私たちだけで、事業目的などを決められるようにしてくださっているところは、良い経験になったので、参加して良かったと思いました。
仲間と支え合い共に会社を立ち上げたことは、今でも忘れられません。キッズベンチャータウンで、リーダーシップや積極的に発言することを学ぶことができ、これから先にも生かしていきたいと感じることができました。
私は去年のキッズベンチャータウンで村長をしました。起業村の代表を経験した立場から、キッズベンチャータウンで学んだこととキッズベンチャータウンの良かったところをいくつかに分けて紹介します。
まず、キッズベンチャータウンで学んだことは大きく3つあります。1つ目はリーダーシップです。仲間たちの意見をまとめることでリーダーシップを学びとることができました。2つ目はフォロワーシップです。どのチームにもリーダーが2人以上いました。そのため場合によってリーダーもフォロワーとなりリーダーを支え合っていました。3つ目は仲間と協力することの楽しさです。仲間と協力し、力を出し切れた時の達成感、仲間と意見を交わし、より良い事業を作り上げていく楽しさは今でも忘れられません。
次にキッズベンチャータウンでよかったところは大きく2つあります。1つはみんなが笑顔で活動をしていたことです。本当にみんながとにかく笑顔でした。もちろん講義の時間はとても真剣でしたが、企業の計画、準備になるとすぐに笑顔にきりかわりました。雰囲気自体がとても良くて、そういう楽しい雰囲気というのはわたしたち子供が作るときもあるけど場所や先生方によるところが大きかったと思います。2つ目は自由だったことです。壁に貼るポスターや事業の計画など、全て先生方や学生の方が決めてしまうのでなく、私たちにそういったことの自由があるというのは、学校などではなかなか経験できないことなので参加してよかったと思いました。
キッズベンチャータウンではリーダーシップやフォロワーシップ、仲間と協力することの大切さが学校などではなかなか経験できないことを学ぶことができ、私たちにとってとても良い機会となりました。