南丹市立美山中学校

概  要

美山中学校では、全校生徒対象の地元の大学訪問、2年生対象の職場体験学習をキャリア教育のメインの活動として実施しています。職場体験学習については、生徒の希望する地元の事業所に依頼し、4日間の学習に取り組んでいます。地域では、小学校や中学校を中心とした様々な活動を通して交流を深めており、各地域の振興会は地域課題に積極的に取り組んでいます。美山中学校の校区は、過疎化・少子高齢化が急激に進行する地域であり、生徒数も年々減少しています。この起業体験活動によって、地域に愛着と誇りを持ち、住みよい・住み続けたいと思える子どもを育み、地域とともに歩む学校づくり、地域の活性化を図るきっかけにすることができると考えています。

対象学年
2年生[22人]
実施時間
総合:6時間

[学校プロフィール]

■学級数
4
■児童・生徒数
62
■教職員数
18人

ねらい

生徒に起業家精神(創造性や探求心、実践力等)と起業家的資質・能力(情報収集・分析力、判断力、コミュニケーション能力等)を育成する。

また、地域の課題やニーズを知り、住みよい町、住み続けられる町、子供を育てやすい町をつくるために美山町の未来を考えること目的としました。

協力・連携団体

美山町内各振興会・京都府 里の公共員、南丹市商工会美山支所・美山町内事業所の協力を得て実施しました。

また、特定非営利活動法人アントレプレナーシップ開発センターが講師の調整・派遣を行いました。

プログラム

キャリア・進路学習として取り組んできた「職業調べ」の後に、「起業家による講演」を行いました。また、コーディネーターを招いて、地域の人・もの等の資源を活用した新しい事業や特産品等を考える活動(ワークショップ)を実施しました。その後、実践内容や提案を校内や各事業所で発表しました。

【1年生】

  • 1 職業調べ
  • 2 起業家による講演
  • 3 起業について考えるワークショップ
  • 4 発表会
  • 5 地域学習・地域イベント事業に参加
  • 田歌舎
    代表 藤原 誉 氏