概 要
瑞穂中学校では、キャリア教育として2年生で地元の企業や福祉施設等で職場体験を3日間行っています。今回は、この職場体験の前に、地元で活躍される起業家の方のお話しを聞くことで、企業に就職するだけでなく、自ら仕事を創る起業という働き方があることを知り、多様な職業観を培うとともに、地域活性化において起業家が果たす役割についても理解する時間を設けました。
- 対象学年
- 2年 [38人]
- 実施時間
- 総合:2時間
[学校プロフィール]
- ■学級数
- 3
- ■児童・生徒数
- 98
- ■教職員数
- 14
ねらい
2年生対象の起業家講演では、働くことは必ずしも会社や役所などに雇われてお給料をもらうだけでなく、自ら起業して商売したり、社会に貢献する非営利事業を仕事にしたりする選択肢があることを理解します。また、特に過疎地などで勤務できる会社が限られている場合、農地や山林など地域の資源や特産物等を活用しながら自営するだけでなく、ITなどの技術を使って加工品を作り、販路を開拓し
て直接販売するなどして新しい形の商売を行うことで、生まれた地元に貢献しながら働く可能性に気づくことをまず目標としました。そして、事業を起こすために必要な簡単なプロセスや大変さ、またそこから生まれるやりがいや喜びについて学び、起業に対して前向きなイメージを持ってもらいたいと考えました。
協力・連携団体
特定非営利活動法人アントレプレナーシップ開発センターが講師の調整・派遣を行いました。講演は地元の起業家の方がご協力くださ
いました。
プログラム
2年生の職場体験の前に、中学生が理解しやすい仕事内容で、かつ地元の資源を活用して活躍されている起業家の方、男女1名ずつに、起業された理由・そのやりがいや大変さなどについてお話しいただきました。
【1年生】
- 1 地元起業家の講演①
- 2 地元起業家の講演②
- 3 職場体験
- アートキューブ・京丹波自然工房
代表取締役 垣内 忠正 氏 - スウィーツコリ 代表 藤井 美穂 氏