講 座 内 容

講座では、まず、導入授業で、Society5.0で自分達の暮らしがどのように変化するか、仕事の多くがAIやロボットに置き換えられたり、遺伝子治療や再生医療などの発展によって人の寿命が延びたり、科学技術の発展から生まれる可能性や課題ついて考えます。その上で、既存の社会問題やSDGSなどについて理解し、子ども達が働き始める10年後の未来や発展する科学技術を想定しながらも、人間の強みを生かして社会問題の解決に資する新たな事業アイデアを提案して行きます。参加者達は、議論を経て、最終的に取組む事業を決め、会社(ベンチャー)の創業メンバーとして、その事業内容を形にし、12月1日の「キッズベンチャータウン」で、来場者の人達にその事業を紹介・体験してもらいます。 また、創業メンバーは、自分達の会社で働く社員の募集も行い、一緒に「キッズベンチャータウン」の出展準備や当日の接客を行います。

日 時 活 動 内 容
9/29 (日)

10年後の社会と私たち
オリエンテーションの後、科学技術の発展で、私たちの暮らしがどのように変化してきたか、その良い点・悪い点、将来さらなる科学技術の発展でどのように私たちの社会生活(私たちの暮らしや働き方)が変化するか、現在抱えている社会課題をどのように解決していくのか、その時どのような仕事が必要になってくるかを考え、各自のアイデアを発表しました。そして、出てきたアイデアの中で、キッズベンチャータウンで実施したいものを選び、グループ分けを行いました。


10/6 (日)

未来の仕事を創造しよう!
前回の授業を受け、課題にしていた「10年後にこんな仕事があったら」というテーマで各自のアイデアをより詳しく発表し、他の参加者の質問を受けたり、ゲスト講師から助言をもらったりして、さらに良いアイデアにするにはどうしたらよいかを考えました。

<特別講師>
-西田豊明様(京都大学大学院情報学研究科 教授/理化学研究所 革新知能統合研究センター 人とAIのコミュニケーションチーム チームリーダー)
-中尾洋子様(パナソニック株式会社 アプライアンス社 デザインセンター マネジメント推進部)
-御代田亮平様(LINE株式会社 京都オフィス 副室長)
10/20 (日)

仲間と一緒に起業に挑戦
事業アイデアごとに分かれ、事業目的・内容・販売商品・対象となるお客さんなどについて紙や試作品で可視化しました。そして、各チームで事業アイデアの発表会を行った後、指摘されたことを再確認しました。また、キッズベンチャータウンの村長を皆で決めました。

11/3 (日)

事業について助言をもらおう
各社の事業アイデアを、ゲスト講師の前で発表して助言をもらい、事業を運営する上で大切な視点を学びました。その後、助言を生かして、再度、キッズベンチャータウンで紹介する事業や体験メニューの見直しを行いました。最後に、社員募集のチラシを完成!新しい社員が応募してくれるかな?

<特別講師>
-中川仁様(パナソニック株式会社 アプライアンス社デザインセンターFLUX クリエイティブディレクター ・マネージャー)
-脇田郁子様(パナソニック株式会社 アプライアンス社デザインセンターFLUX PR & コミュニケーション統括)
-佐藤琢磨様(LINE株式会社 公共政策室 行政イノベーション支援チーム 観光AIコーディネーター)
11/17 (日)

出展準備
会社ごとに分かれて、キッズベンチャータウンで出展する際に必要になるブース展示の飾りつけやお客さんに体験してもらう体験メニューの準備をしました。

11/23 (土)
最終準備
各会社ごとに前回終わらなかったブース展示の準備をした後、接客練習を行いました。終わらなかったチームは残業も・・・

11/30 (土)

新入社員と一緒に開村準備
各会社に分かれて、新しく入社した社員と一緒にブースの飾りつけを行い、創業メンバーの指導のもと接客の模擬練習をして翌日の本番に備えました。

12/1 (日)

キッズベンチャータウン開催!
村長の挨拶の後、各自担当部署に分かれて起業村を開村しました。
当日は、多くの来場者に未来の仕事の事業アイデアを説明し、楽しんでもらえました。



12/8 (日)

振り返りとまとめ
来場者のアンケート結果や審査員の評価結果を見ながら、キッズベンチャータウンの振り返りを行いました。最後に修了証を受取って終了!



過去の活動紹介⇒2017年2018年

主 催 & 問 合 先

特定非営利活動法人アントレプレナーシップ開発センター   (TEL:075-468-8907, E-mail:info@entreplanet.org)

助  成

独立行政法人国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金」、 公益財団法人双葉電子記念財団「青少年創造性開発育成事業」

協  力

京都大学人工知能研究ユニット理化学研究所・革新知能統合研究センター, アイロボットジャパン合同会社,パナソニックデザインセンターLINE株式会社

後 援

京都市教育委員会、青少年と科学の会