バーチャル・カンパニーの規模は、5人程度の小グループから20人程度の大きなグループまで、参加者のニーズによって様々です。
学習環境は、現実の企業に似せて作られますので、各々のバーチャル・カンパニーにはおおむね、管理部門(受付、購買、在庫管理を含む)、販売・マーケティング部門、経理・会計部門、人事部門の4つ(またはそれ以上)の部署があります。しかし、ビジネスの性質やコースのレベル、参加者数によっては、輸出部門、輸入部門、保管業務部門、研究開発部門、製品生産部門などの部署や課が作られる場合もあります。参加者の人数に応じて、必要な部署を他のバーチャル・カンパニーにアウトソーシングすることも、場合によってはありえるでしょう。また、1つのグループがバーチャル・カンパニーを常時"経営"するなかで、他のグループがバーチャル・カンパニーの業績維持に貢献するために専門知識を持つ"コンサルタント"として時々授業に招かれるというような形式で、進めているところもあります。
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