本競技は、若い人達が、課題(Challenge)に挑戦し、アイデアを形にしていく活動を通じてアントレプレナーシップ(起業家的行動能力)や、リーダーシップ、サポーターシップなど様々な力を培うことを期待して開催するものです。 よって、参加者全員が有意義な体験ができるよう、あらかじめ以下のことについてご理解頂いた上で応募下さい。
参加者は、日本にある高校(高専)に通学し、世界大会の開催日に15歳~18歳の高校生であることが求められます。留学などで海外の高校に通学されている方は、そちらの学校でチームを組み世界大会のほうに応募ください。
GECはチーム競技です。参加する方は、3人から最大8人までのチームを組んで競技に応募します。チームメンバーは全員が同じ高校に所属している必要はなく、他の課題活動などの仲間と自由に申し込んでいただけます。本競技は、難しい課題に対して短時間で仲間と協力しながら解決策を出すことから、リーダーシップ・発想力・英語力・情報収集力・映像編集力・収支計画作成力など、各自が得意な分野で活躍できるチーム構成ができれば、参加者全員が楽しく取り組めるものになるでしょう。そういう意味で、メンバーを決める時から競技が始まっているとも言えます。
国内予選の参加者は、基本的に全員この事前学習会に参加が必要です。事前学習会では、参加者は事前に送付した注意事項等を読み、競技について理解した上で国内予選の模擬トライアルに臨みます。この際、参加者は、国内予選に参加する時と同じ環境でチャレンジ(課題)に挑めるように、会場、インターネットへの接続、事業計画書作成・動画編集が行えるPC等の手配をして下さい。
やむを得ない理由で事前学習会に参加できない場合は、「過去にGECに参加した経験があり競技について理解がある」「参加した他のメンバーが欠席者に対して競技についての情報共有をしっかり行える」など、国内予選当日に提出物の不備がないことを前提に欠席を認めていますので、メンバー全員が事前学習会に参加できない場合は、その点を確認のうえ応募ください。
参加者1名につき1,000円。1チーム8名の場合は8,000円になります。
応募期限までに参加申込をすませ、事務局から応募内容について問題があるとの連絡がない限り、所定の口座に人数分の参加費を申込から1週間以内または入金期限までに振込み下さい。なお、振込み手数料は応募者の負担となります。
皆さんが参加条件を満たしたら、次は、以下の競技規定や方針を守れるか確認のうえ応募下さい。
同じ学校からの参加は先着順で最大3チームまでとなります。学校から応募される場合で、3チームを超える希望がある場合は、学内で予選を開催して代表チームを選出のうえ応募ください。学内の選考に漏れたがどうしても競技に参加したいという方は、他の学校の生徒とチームを組んで応募ください。ただし、この場合、既に3チーム参加予定の学校の所属メンバーは、チーム構成者中1/3以下(8人の場合は最大3人まで)であることを条件とします。
競技へ応募された後は、事務局からの連絡はチームメンバーのリーダーに電子メールにて行います。チームを代表するリーダーの方は、事務局から送られた情報を他のメンバーに必ず共有し、全員の理解を図って下さい。
参加チームは、チーム写真・事業計画書・プレゼンテーション動画・アンケートを競技規定に則って提出することが求められます。よって、事前に送付する競技規定を記述したガイドラインの内容を理解した上で、事前学習会や国内予選に参加下さい。なお、写真については、GECのHP等で競技の広報用に利用しますので、その点も承諾の上応募下さい。
GECでは、知的財産基本法に則り、他人の知的財産権を侵すことなく、事業提案を行っていただくことを原則とします。また、競技で提出する事業計画書やプレゼンテーション動画では、文章やデータを引用する場合は、かならずその引用元の情報を記述することを定め、著作権フリーであっても他人の作成物を利用することを禁止し、基本、自分達で撮影または描写した写真や動画・イラスト等を使うことになっています。過去の競技で、ネットにある著作物を使って失格になったチームが毎年数チームありますので、くれぐれも気を付けてください。
本競技では、生成AIを活用し、自分達の思考を整理したり、足りない視点を見つけて議論を深めたり、文章例を参考にしたりすることは認めていますが、生成AIのアウトプットをそのまま自分達の成果物としてビジネスプランやプレゼンテーション動画に活用することや、AIを組み込んだソフトで作成した画像や動画の利用も禁止 しています。AIの提供する情報は必ずしも正確でないことや著作権を侵害したテータを利用している可能性があることを理解し、倫理観を持って生成AIを活用するようにしてください。
世界大会は土曜日に開催されますが、その日に授業や課外活動等の予定がないか事前に調べ、国内予選で日本の代表チームとして選ばれた場合、世界大会に出場が可能か確認のうえ応募下さい。
参加者は、教室やPCなどの利用に加え、競技中に事故があった場合の対応等について事前に学校の先生や保護者の方に相談・確認のうえ了解を得ておくようにして下さい。
GECは、事前学習会・国内予選・世界大会の全てにおいて、原則オンラインでの競技となります。各チームは、各々に手配した会場に集まり、GEC事務局と電子メール等でやりとりしながら競技を進めます。よって、参加される方は、各自で責任もって、安定したインターネットへのアクセスが保障され、メンバーだけで活動しながらGEC事務局と12時間の競技中連絡がとれる場所(学校の教室、貸会場又はメンバーの自宅等)を確保してください。皆さんが競技で提出しなければならない事業計画書やプレゼンテーション動画などの作成や送付に支障がないようであれば、特に会場についての規定はありません。オンラインでの集合でも問題ありません。ただし、プレゼンテーション動画のYoutubeへのアップロードにはネット回線の状況次第でかなり時間がかかります。事前に必ず確認して会場を選ばれることをお勧めします。
GECでは、参加者が未成年の高校生であることから、一か所に集まって競技に参加される場合は、万一の場合に備えて社会人の方が1人監督責任者としてついて下さることをお願いしています。学校の先生や企業人、または参加者の保護者など、責任もって競技中の安全管理を行える方ならどなたでも問題ありません。12時間ずっと参加者と同席頂く必要もありません。ただし、同席される社会人は、参加生徒に対して声援はできても、課題解決のためのアイデアを出したり、提出物の作成や文章の編集、英訳を手伝ったりなどの具体的な活動への協力は許可されていませんので、その点を理解した上でご協力をお願いします。