いいえできません。世界大会の5月の時点で資格を満たす必要があります。一方で、国内予選の応募の際に中学3年生でまだ高校に入学していなくても、世界大会の時点で15歳から18歳以下の高校生(高専生含む)である場合は、参加することができます。
3人以上から8人以下となります。
GECは必ずしも同じ高校の生徒でチームを組む必要はありません。皆さん違う学校の所属でもチームを組んで応募できます。
いいえできません。日本以外の国に住んでいて日本にある学校に通学していない人は、在住する国でチームを作り、別途世界大会の規則に合わせて応募していただく必要があります。
GECでは一つの高校からの参加は3チーム以内という規定を設けています。それ以上の希望者がある場合は、適切な校内選考のうえ代表チームを選んで頂くようお願いしています。その上で、代表に選ばれなかったけれどもどうしても出場したいという方は、学校の許可を得たうえで、他校の生徒と組んでミックスチームとして応募頂くことが出来ます。しかし、この場合、そのチームの構成人数に、既に校内選考を実施した高校の所属者が占める割合が1/3以下であることを原則とします。
事前学習会への参加は原則必須です。しかし、やむを得ない理由で参加出来ない場合は、事前に申込書にその方の名前と欠席理由を記入し、出席者が欠席者に競技に必要な情報共有をして国内予選当日に規定を理解せずに参加する人がないことを条件に応募を認めています。ただし、事前学習会に欠席する人の人数がチーム全体の過半数を上回らないこと、チームのリーダーになる人が欠席しないことが前提です。いずれにしても、応募される前に事務局に確認をとってください。
GECでは、事前登録したメンバーが全員揃って最初から最後まで競技に参加する必要があります。事前に、国内予選当日にフルで参加できないことがわかっているメンバーは入れないようにしてください。
しかし、競技当日に、事故や病気などでどうしてもやむを得ない理由で遅刻や早退し、フルで参加できない参加者が出た場合、1)10時までのチーム写真に入っていること、2)競技終了後にアンケートに回答していること、3)他のメンバーの方が了承していることの3点を条件にメンバーの一員として競技に参加したことを認め、参加証を発行しています。ただし、当日急に事前登録していない新しいメンバーが加わることは認めていません。また、提出物が早く完成すれば必ずしも12時間活動する必要はありません。終わり次第解散していただいて結構です。
GECでは、チームのメンバー全員が同じ場所に集合して一緒に課題解決に取り組むことを奨励していますが、インターネット上で集合しての参加も認めています。また、一部の人が同じ場所に集まり、残りの人がインターネット上に集まる形式でも問題ありませんが、最初の議論だけなど、一部のみの参加は認めていません。必ず、全員、自分たちの提出物の送付が完了するまで競技に参画する形で活動して下さい。
GECでは、メールや電話などで一部の議論のみへの参加形態は許可していません。自分たちの提出物が完成するまで最初から最後まで競技にコミットできる方のみメンバーとして登録して下さい。
GECでは、国内予選に実際に参加した方のみが世界大会に出場できます。よって、国内予選と世界大会でメンバーが変更になることは認めていません。ただし、国内予選の参加メンバーのなかで、世界大会に参加できない人が出た場合は、人数を減らして参加して頂くことは可能です。なお、メンバー数が極端に減少し、世界大会での競技が十分戦えないような場合は、国内予選で次点にいたチームが代わりに出場権を得ることになります。
ありません。インターネットへのアクセスや主催者から電話・メールの連絡がとれる場所であれば、所属先の学校の場所でなくても、チームメンバーの自宅や、保護者の方のオフィスなどでも問題ありません。ただし、動画のアップロードに支障がないネット環境があることを必ず事前に確認のうえ場所を決定下さい。
GECでは、参加者が未成年の高校生であることから、全員がオンライン参加の場合を除き、大人の方が1名、競技中に監督役としてついて下さるようお願いしています。同席する社会人の方は、学校の先生や企業人、または参加者の保護者など、責任もって競技の進捗を見守っていただける方ならどなたでも問題ありません。特に、競技の提出物の確認連絡は夜の8時以降10時近くになります。提出物に不備があってリーダーの生徒に連絡がつかない場合、事務局から監督者の方に連絡する場合があります。
ただし、監督者は参加メンバー(高校生)に助言することはできません。監督者は、皆さんを励ますことはできても、課題解決のためのアイデアをだしたり、技術的な支援をしたり、提出物の作成やビデオ編集を手伝ったり、作成した英文を添削したりなどといった協力はできません。監督者として、チームの作業を見守り、議論がうまく進まないような時に、参加者がモチベーションをもって取り組み、また、チームを代表するリーダーが他のメンバーをまとめられるように応援する役割です。
特に、学校で集まって取り組まれるとき、複数の教員の方が入って指導されるようなことは避けていただくようお願いしておりますので、この点ご理解のうえ競技に参加下さい。
課題は、世界が共通に抱えるような環境、エネルギー、産業、災害対策、教育など多岐にわたる問題から、特に現在社会にとって重要な課題(challenge)を選んで出題します。また、課題解決のための提案事業は、国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までの持続可能な開発目標(SDGs)に則ったもので、環境や人間に負荷をかけないものが求められます。ホームページの過去の大会情報を見て、どのような課題が出されたか事前に学習してみてください。
GECで求めるコミュニケーション能力は、事業アイデアを他者にどれだけわかりやすく伝える工夫をしているかということが大きな要素になっています。これには、チームメンバーが顔を出してしっかり自分の言葉で説明している姿勢、事業アイデアのイメージ図やデータ分析のグラフ、試作品を提示しながら採用している科学技術の役割や機能についての詳しい説明などが含まれます。英語能力について評価するものではありません。
GECでは、知的財産基本法に則り、他人の知的財産権を侵すことなく、事業提案を行っていただくことを原則としています。よって、参加者が、自分のアイデアかのように他人の文章・写真などを無断で事業計画書やプレゼンテーション動画に使用した場合は失格となります。たとえ著作権フリーであっても、他人の作成した写真・動画・イラスト等の利用は禁止しています。これは、審査側にとって、誰が作成したのか判断が非常に難しいからです。ただし、事業計画書では、以下を厳守たうえで、引用や参照は認めています。
<事業計画書での引用について>
①引用・参照などの箇所を明確に示すこと(どこからどこまでが引用・参照した箇所かがわかるように)、
②引用元の文献名・ページ番号又はWebサイトのURLのアドレス等、著作権者に関する情報を文末等に明記する
なお、提出された事業計画書や動画を見て、著作権を持つ方からの損賠賠償などの請求があった場合は、主催者は一切責任を負いかねますので、くれぐれも注意ください。
GECでは、プレゼンテーションの動画作成で他人が作成した著作物(写真、動画、イラスト、音楽)等を、著作権フリーであっても利用しないという規定を設けています。発表ツールとしてよく使われるパワーポイントなどのソフトに付随するテンプレートやアイコン程度は利用を認めていますが、既存ソフトが提供しているものについて、何が良くて何がダメかという詳細なルールまでは定めていません。
この「他人の著作物利用禁止」規定は、過去の参加者が作成された動画に、知的財産権の侵害が多数見られたこと、また、技術が発展するにつれてみなさんの動画がどこからどこまでご自身で作成されたものかを審査員が判断できなくなって来ていることから定められたものです。
よって、プレゼンテーション用の動画を作成される場合は、自分達で作成したものを活用することを原則とし、既存ソフトが提供するコンテンツを利用する時も審査員の方が「これは盗用したのではないか」と疑うようなものを利用しないことを徹底して下さい。AIを組み込んだソフトを使って作成した画像や動画の使用も禁止しています。
GECのプレゼンテーション動画は、みなさんが事業計画書で提案されているアイデアをわかりやすく説明するためのものであって、映像の美しさや動画の編集力を競うものではありません。また、バックグランドミュージックは、説明を聞きずらくするだけで、ほとんどの場合あることがかえって邪魔になっています。加えて、プレゼンテーション動画では、科学技術をどのように提案アイデアに生かしているか、採算をとるための事業モデルがどうなっているかを可視化して見せることが重要です。デジタルイメージの作成に時間をかけるより、手元にある材料で試作モデルを作って見せたほうが早い場合も多々あります。
以上のことを踏まえ、プレゼンテーション動画は誰が聞いてもわかりやすいものであることを第一優先に作成下さい。
事務局ではFacebookに本競技に参加した人が入れる「GEC Alumni」というグループを設けています。競技に参加したのみの集まりですので、まずは登録申請していただく必要がありますが、ぜひ、仲間に入ってGECの卒業生たちと気軽に交流下さい。