『 Kyoto アントレプレナーチャレンジ 』とは?
本コンテストは、若いみなさんの”こんなのあるといいな”の実現をお手伝いをすることで、「新しい未来を切り開く力」や「社会を変える力」を伸ばしてもらうことを目的としています。
私たちの社会がより良く平和であるためには、みなさん自身が、身近な問題に気づき、その解決(かいけつ)のために行動することが必要です。新しいことにチャレンジする時は、誰しもがわからないことが多くて不安です。でも、協力しあえる仲間や助言してくれる大人がいることで、失敗してもあきらめない限り、思いは形になります。そして、その活動を通じて「やりたいことを実現する力」をつけることができるでしょう。
『Kyotoアントレプレナーチャレンジ 』は、みなさんから、身近な問題の解決に役立つ事業アイデアや京都の良さを生かした新しい製品・サービス等の提案を募(つの)り、それをアイデアだけで終わらせず一緒に形にするものです。
応募するには
《対象者》
- 京都府内に住む、または京都府内の学校に通う小・中学生
《応募要件》
- 個人の応募でも、学校やクラブ・課外活動・地域の仲間などのグループ・団体からの応募でも、どちらでもOKです。ただし、同じ個人からの応募は1事業とします。
- 他のコンテスト等で表彰されたアイデアや学校や課外活動で過去に実施したものは対象となりません。今までの取り組みを発展させたものや新しく計画している事業を提案してください。
- イベント等の催し事を提案される場合は、自分たちメンバーや関係者だけが参加できるものでないこと。広く一般に参加を募ること。
- 書類選考に通った場合は、7月末の研修に参加して自分たちの事業アイデアについて発表すること。
- 研修を経て採択された場合、月2回のオンライン会議(毎回30分~1時間程度)への参加やWebサイトでの活動発信など事業を進めるのに実現可能な環境・体制があること。なお、会議には、監督責任者もできるだけ同席いただくようお願いします。
(インターネットに接続したパソコンやタブレットを使って他のメンバーと一緒にZoom会議に参加できること等。スマートフォンでのオンライン会議参加は基本禁止しています。) - オンライン会議やWebなどで自分たちの活動状況を報告し、指導スタッフから助言を受けながら2月末までに事業を実現すること。
*本事業は、自分で事業を起こした時に必要になる能力(アントレプレナーシップ)を培う学習活動です。よって、子供たちができないことを代わりに行う支援をするものではなく、子供たちでも出来ることを知り、工夫して行う方法を考え実行していく活動です。そのことを理解して応募ください。
選ばれると・・・
採択(さいたく)された提案に対して、以下の機会を提供します。ただし、あくまで事業を実現するのは皆さんです!
- グループ学習の機会(月2回)
採択者向けの定例会議を月2回オンラインで開催し、皆さんの事業の状況を聞きながら、事業の進め方、協力者の集め方、収支計画の立て方、広報の仕方などについて助言指導します。この会議は、互いの取り組みから学び合える良い機会にもなっており、過去の参加者が一番役だったと答えている活動です。(候補日:第2・4の水曜日の16:00~18:00の間で1時間程度-採択後に調整のうえ決定予定) - 必要な費用を集める方法を学ぶ
本事業では、応募者は採択後に、助言指導を受けて自分達の事業内容を見直し、必要になる費用やそれをまかなう方法を考えて収支計画をたてます。そうすることで、費用をおさえる方法を学んだり、既にあるものを活用する工夫をしたり、自分たちで商品を作って販売したり、参加料を取ったり、企業に協賛してもらったり、寄付をしてもらったりして、赤字がでないように知恵を出して事業を実現していく力を習得します。最終的に、十分な努力をしても赤字が出てしまったり、社会的な事業でどうしても経費がまかなえなかったりした場合のみ、事前に相談をすることを条件に、経費を補助しています。収益が出た場合は、皆さん自身の売上になります。なお、研修参加や自分たちが自主的に活動するうえで発生する旅費の補填は行っておりませんのでご了承ください。 - 専門家の紹介や個別支援
必要に応じて、取り組む事業分野の専門家や支援者を一緒に探したり紹介したりして、個別に助言指導が受けられるように支援します。 - ホームページでの活動発信
提案事業について紹介できるホームページを利用して、採択者は随時(ずいじ)、主体的に活動内容を発信し、協力者や応援者を増やせるようにします。 - 事業報告をする発表会の場と表彰
実践の成果を発表する場(事業報告会)を3月にもうけ、優れた取り組みに対して賞を授与します。