『 Kyoto アントレプレナーチャレンジ 』とは?
本コンテストは、若いみなさんの”こんなのあるといいな”の実現をお手伝いをすることで、「新しい未来を切り開く力」や「社会を変える力」を伸ばしてもらうことを目的としています。
私たちの社会がより良く平和であるためには、みなさん自身が、身近な問題に気づき、その解決(かいけつ)のために行動することが必要です。新しいことにチャレンジする時は、誰しもがわからないことが多くて不安です。でも、協力しあえる仲間や助言してくれる大人がいることで、失敗してもあきらめない限り、思いは形になります。そして、その活動を通じて「やりたいことを実現する力」をつけることができるでしょう。
『Kyotoアントレプレナーチャレンジ 』は、みなさんから、身近な問題の解決に役立つ事業アイデアや京都の良さを生かした新しい製品・サービス等の提案を募(つの)り、それをアイデアだけで終わらせず一緒に形にするものです。
応募するには
《対象者》
- 京都府内に住む、または京都府内の学校に通う小・中学生
《応募要件》
- 個人の応募でも、学校やクラブ・課外活動・地域の仲間などのグループ・団体からの応募でも、どちらでもOKです。ただし、同じ個人からの応募は1事業とします。
- 他のコンテスト等で表彰されたアイデアや学校や課外活動で過去に実施したものは対象となりません。今までの取り組みを発展させたものや新しく計画している事業を提案してください。
- 採択された場合、オンライン会議への参加も含め、実現可能な環境・体制があるかを確認した上で応募ください。
(インターネットへに接続してZoom会議ができること。その際、スマートフォンではなく、パソコンやタブレットを使って参加できること) - イベント等の催し事を提案される場合は、自分達メンバーや関係者だけが参加できるものでないこと。
- 採択された場合は、提案者や参加メンバーが月2回のオンライン会議で活動状況を報告し、助言指導を受けながら2月末までに事業を実現することが求められます。なお、会議には、監督責任者もできるだけ同席いただくようお願いします。
選ばれると・・・
採択(さいたく)された提案に対して、アイデアを実現するために以下を支援します。
- 一斉研修への参加
採択されたチームのメンバーが集まって、この事業の意義や進め方を確認したり、互いに交流する研修会を京都市内で開催します。 - 定例会議(オンラインミーティング)への参加(月2回)
採択者向けの定例会議を月2回オンラインで開催し、みなさんが事業の進め方について助言を受けたり、進捗状況を報告しながら互いの取り組みから学び合える機会をもうけます。過去の参加者が一番役だったと答えている活動です。(候補日:第2・4の水曜又は木曜日16:00~18:00の間で1時間程度-採択後に調整のうえ決定予定) - 経費補助
研修や発表会に参加する旅費やKyotoアントレプレナーチャレンジの支援がなければ捻出(ねんしゅつ)できない事業の経費に対して補助します。応募者は採択後に、助言指導を受けながら自分達の事業内容を再検討し、まずは自分達で作った物を販売したり、参加料を取ったり、既にあるものを活用したりして採算を合わせる方法を学んだうえで、収支計画を見直し、最終的に必要な費用を明確ししたうえで、補助金額を申請・決定という流れになります。よって、採択されても応募時に申請した経費が全て補助される訳ではありません。助言指導のもと、収入から経費を引いて収益が出た場合は、経費の補助はありません。 - 専門家の紹介や個別支援
必要に応じて、取り組む事業分野の専門家や支援者を一緒に探したり、紹介したりして、個別に助言指導が受けられるように支援します。 - 活動発信の支援
提案事業について紹介できるホームページを利用して、採択者は随時(ずいじ)、主体的に活動内容を発信し、協力者や応援者を増やします。また、マスメディアへの広報についても学びます。 - 事業報告会の開催と表彰
実践の成果を発表する場(事業報告会)をもうけ、優れた取り組みに対して賞を授与します。
こんなアイデアをお待ちしています!
「Kyoto アントレプレナーチャレンジ」では、対象者の小・中学生が社会人として活躍する未来に、「こうあってほしいな」という社会が実現できるように、自分達の身近な問題解決に貢献できたり、京都の豊かな資源を新しい視点で活用できたりする事業アイデアの提案をお待ちしています。例えば、以下のような、子どもならではの視点が生かされ、地域の人の協力を得て実現可能なアイデアを期待しています!
- 通学路のゴミを減らす活動
- 自分達の地域の良さを知ってもらうお祭りなどのイベントの開催
- 子どもの悩みに子どもが相談にのるヘルプデスクの設置等の子ども同士の助け合い
- 一人暮らしのお年寄りが孤立しないための、子どもの御用聞き事業
- 地域の特産物を使った新しい商品の開発と販売